【佐賀新聞】高校生が津波防災マップ製作 立体的で分かりやすい

佐賀県伊万里市の県立伊万里農林高等学校の生徒たちによる津波防災マップについてのニュースです。


高校生が津波防災マップ製作 立体的で分かりやすい/まちの話題 :佐賀新聞の情報サイト ひびの

 伊万里農林高の3年生5人が、伊万里市の津波防災マップを製作した。防波堤を測量し、避難所を自分の足で訪ねるなど現地調査を重ね、ひと目で分かりやすいよう立体的に仕上げた。生徒たちは「津波災害への備えに役立ててほしい」と話している。
 製作したのは今春、同校森林工学科を卒業した樋口晃司君、冨永優也君、宮崎拓郎君、鋤柄達也君、力武正樹君の5人。震災後、地域の防災について考えようと、自由研究の中で製作した。マップは縦85センチ、横120センチで避難所の位置を目印に付けた。
 樋口君は「もし大きな津波が来れば、どこに逃げればいいか、分かりやすく示そうと考えた。地域の人に地図を見てもらい、日ごろから備えてほしい」と話す。防災マップは今後、市内の公共施設での展示を検討している。